amp

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AMP(Accelerated Mobile Pages)とはWebサイトを瞬時に読み込んで表示させるフレームワークを指します。AMPはもともとモバイルユーザーを対象にして、Googleが推奨していたものです。事実、多くのメディアでAMPは使用されていました。しかし、現在はTwitterやSearch Engine Land、Washington Postなどの多くのサイトがサポートを打ち切りしています。モバイルユーザーにとって、AMPは快適にネットサーフィンをするのに必須なものだったはずです。しかし、今はどうして多くのサイトがAMPの打ち切りをしているのでしょうか。AMPのサポートを辞めた理由としては、つぎの5つが原因です。
・アクセス解析の妨げとなることがある
・AMPページを運用するためのコストが発生する
・広告の制限が発生する
・AMPがなくともトップニュース カルーセルに掲載される
・JavaScriptを用いたインタラクティブ機能の限界
AMPが打ち切られた理由をまとめると、AMPを使うデメリットがメリットを上回ったからです。では今後AMPの利用価値がないのかとうと、そうではありません。次の3つの価値が残っています。
・コアウェブバイタルが最適化される
・ウェブストーリー
・Bento AMP

1つ目のコアウェブバイタルが最適化に関しては、AMPを使用せずとも最適化ができるのならば不要です。しかしコアウェブバイタルの最適化が難しいのならば、AMPの使用をおすすめします。2つ目のウェブストーリーに関してはそれほど日本では普及されていないため、そもそも必要性を感じる方も少ないかもしれません。必須であればAMPは導入したほうが良いでしょう。3つ目のBento AMPは試験提供中であるため、今後の動き次第となります。AMPは従来よりも価値が少なくなっているのは事実ですが、すぐに終わるということは考えられません。AMPはデメリットがメリットを上回ったものの、メリットは未だに存在しています。そのメリットに利用価値を感じて使うWebサイトは確実に存在するため、すぐになくなることは考えられにくいのです。そもそもWebの世界自体、技術の進歩が激しいものです。そのため、どんな言語やフレームワークにも衰退はあります。AMPもそのなかの1つだと考えると、すぐに無くなる可能性低いのは想像できるでしょう。